
DOPEモデルのコンセプト
昨年誕生したDOPEモデル(ドープ)
コンセプトや特徴、使い方などについて

一見よくあるレギュラーボードの外見ですが
従来のデザインと何が違うのか・・・

まずアウトラインですが、
黒いラインがDOPE
内側の青いラインが<スラッシャーモデル>です。
(わかりやすいように、同じ長さを幅にしてあります。)
DOPEの方は、ノーズワイドが少し広く
テールワイドも広いです。

テールワイドが広いので、波のパワーをひろいやすく、スピードにつながります!
ですが、テールが広すぎるとボードの切り返しが
重たく感じるようになるので、このように2つのウイングでテールエンドを絞ります。
最後はラウンドの丸いエンドにすることで、
スムーズにボードがコントロールできるコンセプトです。

サイドフィン辺りから広くなっていますので、
安定した乗り心地になります。
その分長く波に乗れ、しっかり練習できます!
あっという間に終わってしまうような波での短いライディングで、
なかなか練習できないまま終わってしまうよりは、
長く乗った方が絶対にいいですね(^^)

長く乗れても、動かなければつまらないので、
このようにラウンドテールになっています。
ちょこっと見える白いのは、ラウンドスカッシュのテールデザインです。

見た目は普通のレギュラーボードですが、
中身は色々なコンセプトが詰まっています。
もう一つの特徴は、
レールの形状です。

ボードセンターの輪切り図ですが、
黒いラインがDOPE、青いラインが従来のデザインです。
従来のものよりレールを薄くしました。
薄くすることで、ワイドの広いボードでも、
レールが入れやすく、コントロールしやすくしてあります。
細めのボードは、なんとかコントロールできるけど、
幅広いボードは動かないから・・・
そんな悩みを解決いたしました。
安定した幅の広いボードのほうが、練習になるけど、
動きやすいように改良してあります。
サーフィンにブランクがあり、数年ぶりに復活したお客様も
DOPEモデルで、楽しくサーフィンライフが過ごせているとコメントをいただきました(^^)

上級者でも楽しめるモデルですが、
初級〜中級者(ブランクあり)の方にとっても
必要な要素を詰め込んだモデルです!

ボードサイズや適正体重は簡単な目安になりますので、
サーフィンの頻度やポイント、細かなレベルなどで異なります!
スタイルや、ちょっとした癖などでもボードは変わってきます!
サーフィンの悩みや、生活環境などをお聞きした上で
私が適正なサイズをお出ししております(^^)


彼らもどんどん上達しておられ、作り手も嬉しい限りです!
上達に必要な要素の詰まったDOPEモデルのお話でした。
ロッカーやコンケープなど、まだまだありますので、
今後アップしていこうと思います!
Maeda