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レールは、一か所では決まらない。

10 分前
読了時間: 2分

サーフボードをシェイプしている時、僕はレールを一か所だけで考えていません。


EVOLVEのシェイプルームで仕上げ途中のサーフボード。ノーズからセンターへ続くレールの流れ。

ノーズからボードセンターへ。そこから前足のあたりを通り、後ろ足へ。

その流れの中で、どこからエッジを強くしていくのか。どこを少し丸く残すのか。そこをかなり意識しています。


レールは、ただ薄ければいいわけでも、エッジが強ければいいわけでもありません。

僕がイメージしているのは、そのボードに乗る人のサーフィンです。


ある程度ボードコントロールができる人や、波の強い場所で入ることが多い人の場合は、少し強めのエッジを意識することがあります。

反対に、たるい波が多かったり、まだボードをしっかりコントロールすることに慣れていない人であれば、少し丸みを持たせます。

誰が、どんな波で乗るのかによって、レールの作り方も変わってきます。


EVOLVEのシェイプ中のサーフボード。レールの立体的な流れが分かる角度。

僕が特に大切にしているのは、レールを波に入れた時の流れです。

スムーズにレールが入っていき、そこから踏み込んだ時にドライブする。そして、そのドライブが加速につながっていく。


昨日、THE ONEに乗ってくれているお客様から、こんな言葉をもらいました。

前田くんのボードは、レールを波に入れて踏み込んだ時の加速感がすごい。

この言葉を聞いた時は、やっぱり嬉しかったです。

シェイプしている時に頭の中でイメージしていることが、実際に海の中で乗り手に伝わっていたからです。


アウトラインやロッカーは、サーフボードを見れば比較的分かりやすい部分です。

でもレールは、もっと立体的で、もっと繊細です。

ノーズからテールまで続いている一本のラインの中で、少しずつ役割が変わっていく。その小さな違いが、ターンの入り方やドライブ、加速感につながっていきます。


僕にとってレールを作ることは、形を整える作業というより、乗り手が波の上でどう動くかを想像しながら、その流れを作っていく作業なのかもしれません。


Shape / Hiroyuki Maeda

EVOLVE FUTURE SHAPE

EVOLVE FUTURE SHAPE Surfboards / Yucchi Design

エボルブフューチャーシェイプサーフボード|デザイン

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2012年8月21日 千葉県企業立地計画 千葉県企立指令第145号取得

2018年1月22日 ふるさと納税一宮町 ICHINOMIYA SURFING満喫券取扱店

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