どんなサーファーになりたいですか?
サーフィンがもっと上手くなりたい。
もっといい波に乗りたい。
今までできなかったターンを決められるようになりたい。
サーファーなら、そんな気持ちを持ったことがあるのではないでしょうか。
僕も、サーフィンがもっと上手くなりたいと思っています。
でも、それと同じくらい大切にしていることがあります。
「自分は、どんなサーファーになりたいのだろう?」
最近、そんなことをよく考えています。

波に乗るのは一人。でも、楽しさは一人では終わらない。
サーフィンは、波に乗ってなんぼ。
いい波に乗りたいし、思い描いたライディングができた時は、やっぱり嬉しい。
波に乗っている瞬間は、自分と波との時間です。
一人、一波。

でも、サーフィンの楽しさは、それだけではないと僕は思っています。
同じ海に入り、同じ時間を過ごす仲間がいる。
波に乗って感じたことを話したり、お互いのサーフィンを楽しんだり。
そうやって気持ちをシェアできることが、僕にはとても心地いいんです。
偶然なのか、必然なのか。
僕はサーフィンを通じて、日本中、そして世界のいろいろな場所へ旅をすることが好きです。
トリップ先では、初めて出会う人がいます。

言葉も、暮らしている環境も、文化も違う。
それでも、サーフィンを通じてつながることがある。
そして、不思議なことに、旅先で知り合った人が、結果的に自分の身近な仲間ともつながっていたりするんです。
遠くの世界で出会った人との縁が、また身近な人とのつながりへと戻ってくる。
偶然なのか、必然なのか。
僕は、そんな人とのつながりが大好きです。

波だけではない、旅の楽しさ。
サーフトリップの一番の目的は、もちろんサーフィンです。
でも僕は、訪れた土地ならではの雰囲気や、そこに暮らす人たちの文化に触れることも大好きです。
その土地の人たちとの出会い。
一緒に過ごす時間。
いつもとは違う景色や暮らし。
いい波に乗れた思い出と同じように、そうした経験も、自分のサーフィンライフの大切な一部になっていきます。
サーフィンをしているからこそ、出会える世界がある。
そこにも僕は、大きな魅力を感じています。
お客様から、仲間へ。
僕はサーフボードをつくる仕事をしています。
お客様とは、最初はサーフボードの相談から始まることもあります。
でも、サーフィンという共通の楽しみがあることで、その関係は少しずつ広がっていきます。
一緒に海へ行ったり、サーフィンの話をしたり、トリップへ出かけたり。
お客様として出会った人とも、サーフィンを通じて仲間としてつながっていく。
僕にとって、これはとても嬉しいことです。

ただサーフボードをつくって販売するだけでなく、その先のサーフィンライフも一緒に楽しめる関係。
そんなつながりを、これからも大切にしていきたいと思っています。
僕がなりたいサーファー。
世界中のいい波に乗りたい。
もっとサーフィンが上手くなりたい。
それは、今も変わらない僕の願望です。
でも、それと同時に、世界中で人と出会い、地元の文化を知り、仲間と気持ちをシェアできる。
そして、旅先で生まれたつながりが、また新しいつながりを生んでいく。
そんなサーフィンライフを、これからも楽しんでいきたいです。

いい波に乗ることも大切。
人とのつながりを楽しむことも大切。
僕は、そんなサーファーになりたい。
皆さんは、どんなサーファーになりたいですか?
そして、どんなサーフィンライフを送りたいですか?
Hiroyuki Maeda / EVOLVE FUTURE SHAPE



